Engineer Journey ブログサイト開発記録
Astroを使用したブログサイトの開発プロセスと学んだことをまとめた最初の投稿
はじめに
このブログサイト「Engineer Journey」の開発過程を記録した最初の投稿です。Astroフレームワークを使用してブログサイトを構築する過程で学んだことや、実装した機能について紹介します。
プロジェクトの概要
Engineer Journeyは、エンジニアの学習と開発の記録を目的としたブログサイトです。以下の技術スタックで構築されています:
- フレームワーク: Astro 5.10.1
- 言語: TypeScript (strictモード)
- デプロイ: Cloudflare Pages
- リポジトリ: GitHub (プライベート)
開発プロセス
1. プロジェクトの初期化
Astroの最小構成テンプレートからプロジェクトを開始しました。
npm create astro@latest engineer-journey -- --template minimal
2. プロジェクト設定とドキュメント整備
開発効率を向上させるため、以下のドキュメントを整備しました:
- CLAUDE.md: AI開発アシスタント向けのプロジェクト情報
- Git運用ルール: ブランチ戦略と開発ワークフローの定義
- 技術仕様: 使用技術とプロジェクト構造の文書化
3. レイアウトシステムの構築
共通レイアウト(Layout.astro)を作成し、以下の機能を実装:
- 日本語対応(
lang="ja") - レスポンシブデザインの基盤
- SEO用メタタグの設定
4. ページ構造の実装
- ホームページ: プロジェクトの概要表示
- Aboutページ: サイトの目的と内容説明
- 統一されたナビゲーション: 一貫したユーザー体験
5. デプロイメント環境の構築
Cloudflare Pagesとの連携により、以下を実現:
- 本番サイト: https://engineer-journey.pages.dev/
- 自動デプロイ: GitHubへのプッシュでの自動反映
- 高速配信: Cloudflareのエッジネットワーク活用
今回の追加機能:マークダウンブログ機能
この投稿から、Astroの標準的なマークダウン機能を活用したブログ機能を導入しました。
実装した機能
-
マークダウン専用レイアウト (
MarkdownPostLayout.astro)- 投稿メタデータの表示(タイトル、公開日、著者)
- タグ機能
- 統一されたスタイリング
-
投稿管理システム
src/pages/posts/での投稿管理- フロントマターによるメタデータ管理
- 自動URL生成(ファイルベースルーティング)
-
SEO対応
- 構造化されたメタデータ
- 適切なHTMLセマンティクス
学んだこと
Astroの特徴と利点
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ファイルベースルーティング
- 直感的なURL構造
- ページ追加の簡単さ
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マークダウンサポート
- フロントマターによる柔軟なメタデータ管理
- 自動HTMLコンバート
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コンポーネント指向
- レイアウトの再利用性
- 保守性の高いコード構造
-
ビルド時最適化
- 静的サイト生成による高速化
- 優れたパフォーマンス
開発ワークフローの重要性
- ブランチ戦略: 機能ごとのブランチ作成
- ドキュメント管理: 開発効率向上のための文書化
- 自動化: CI/CDによる効率的なデプロイ
今後の予定
-
コンテンツの充実
- 技術記事の継続投稿
- 学習記録の蓄積
-
機能拡張
- 投稿一覧ページの追加
- タグベースの記事分類
- 検索機能の実装
-
デザイン改善
- より洗練されたUI/UX
- ダークモード対応
まとめ
Astroフレームワークを使用したブログサイトの構築は、非常にスムーズな開発体験でした。特に以下の点が印象的でした:
- 学習コストの低さ: 既存のHTML/CSS/JavaScriptの知識で開始可能
- パフォーマンス: 静的サイト生成による高速化
- 拡張性: 必要に応じた機能追加の容易さ
このプロジェクトを通じて、モダンなウェブ開発のベストプラクティスを実践し、継続的な学習と成長を記録できる基盤を構築できました。
今後も開発の過程で学んだことを積極的に記録し、知識の蓄積と共有を続けていきます。